コロナウィルスの感染拡大によって、経済面への打撃も広がるな中、新興国通貨も多分に漏れず下落しており、メキシコペソについては史上安値を更新中です。
基本的に下がったところを買う「逆張り」は個人的にしないようにしていますが、今回メキシコペソについては値下がりの限度が見えていると判断し、値上がり益とスワップポイントを狙う投資計画を作成してみました。
前提
まずは2004年以降のメキシコペソの月足チャートをご覧ください。
ご覧の通り下降トレンドとなっていますが、2020年3月時点で約4.4円、、、
仮に今買って0円になったとしても最大で440pipsのマイナスにしかならないんです。さらに高金利通貨であるためスワップポイントの援護射撃もあります。
つまり資金管理さえしっかりしていればロスカットされることなくいづれやってくる値上がりでイグジットできる可能性が高い、というのが今回の戦略の前提です。
通貨の下落率とスワップポイント
2005年12月に11.64をつけて以降、現在まで下降トレンドとなっています。そして2020年3月に史上最安値である4.339をつけました。約14年で7.30下落したことになり、1年で約0.50下落していることになります。
現在(2020/3)スワップポイントが高い取引業者では100,000通貨で1日130円のスワップポイントがもらえます。1,000,000通貨なら1日1,300円、1年で474,500円がもらえるんです!
つまり1,000,000通貨で取引した場合、1年で0.4745までの下落であればスワップポイントでペイできてしまうんです!
1年間の成績で見たとき、0.4745までの下落であればプラスマイナス0、価格が変わらなかったとしたらスワップポイント分がプラス、価格が上昇すれば評価益+スワップポイントが利益になるということになります。
どうですか?勝機ありそうじゃないすか?
投資戦略
期間としては5年をみていますので、最安値を1.90と仮定します【現在値4.40-(0.50×5年)】。値上がりによる評価益が年間のスワップポイントを上回った場合は一度イグジットして再エントリーする予定です。
購入ポイントとしては時期を分けて10,000通貨ずつ買いましていきます。
そしてその際に守るルールは1つだけ
最安値と仮定した1.90まで下落したとしてもロスカットされない範囲でLotを増やす
これだけです。そしてこの様子は毎週このブログにて報告していきます。スワップポイント狙いの投資で負けるパターンのほとんどが、スワップポイントをたくさん欲しいがためにLotを増やしすぎて評価損に耐えられず強制ロスカット、これだと思います。
(ブログで報告することでルールを破らないようにする効果もあるかも、、)
おわりに
【麦わら帽子は冬に買え】という相場格言が表している通り、総悲観の中買える人だけが勝利すると私は信じています。
ただし新興国通貨はリスクが高いため、資金をフルベットするのはおすすめしません。わたしもポートフォリオの一部に組み込むようにしています。投資を行う際は資金管理に注意しましょう。
「メキシコペソでスワップ投資って実際どうなの?」への4件のフィードバック
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