【実録】コロナ禍での転職活動について

新型コロナウィルスによるり生活様式が変貌してから、はや1年が経とうとしています。しかし転職をしようと思うタイミングはそんなことは関係ないわけで、、、「コロナのせいで求人が減ってるのでは?」「今はやめておいた方が良いのでは?」そんな不安を抱えている人も多いのではないでしょうか?

 

自分もまさにその一人でした。今回はこのコロナ禍の中で転職活動を行った自分の経験談を紹介させていただき、これから転職を考える方々の参考になれば幸いです。

はじめに:職務経歴

 

大学:Fラン

1社目:金融商品取引業でのリテール営業(約2年半)

2社目:会計事務所での税務スタッフ(約6年)

 

1社目はいわゆる「ブラック企業」でした、、、きついことは重々承知の上でしたが、約2年半で辞めました。正確には会社の業績が悪く、早期退職者の募集があったのでそれに応募したたかちで退職しました。

 

2社目は最初アルバイトで入社し、1年半後に正社員に当用されました。学歴コンプレックスもあり、自分の経歴に特に自信はありませんでした。

転職決断から内定まで

 

11月上旬:上司に退職を考えいてる旨を伝える

11月中旬:転職エージェントと電話で面談(doda)

11月20日頃:履歴書と職務経歴書を完成させる

12月初旬:1次面接(web)

12月中旬:人事とのカジュアル面談(web)

12月20日頃:最終面接(web)

12月25日:内定通知

 

転職エージェントから「転職活動の平均期間は約2ヶ月から3ヶ月」と聞いていたので、思っていたよりも早く内定が貰えました。

 

個人的に1番体力を使ったのは最初の上司に転職を切り出すところでした。なんせめちゃくちゃ嫌いだったものですから、、、

最初は今の仕事を辞めてから転職活動をしようと思ってました、というか働きながら転職活動をそれまでしたことがなったし、今の仕事が忙しくて無理だと思ってました

 

職務経歴書と履歴書の作成は面倒くさかったけど、今までの自分の能力の棚卸ができたので結果としてはとてもよかったです。「今の自分にできること」を整理することでスムーズに転職活動を進めることができると思います。

 

上記の「人事とのカジュアル面談」については、自分は初めて経験しました。面談内容は最終面談の前に事業内容や想定される質問についての説明を受けました。自分の場合は人事の方がとても良い方で、最終面接を担当する方の人柄やどんな傾向の質問をするか、「自分が入社するときはこんなことを聞かれました」などかなり有益な情報をくれました。

 

あとは希望年収やちょっと1次面接では突っ込んで聞きにくいと思ったことでも聞いてください!って感じのスタンスだったので自分も結構うちとけて話すことができてましたね。

 

転職希望条件

 職種:経理

 勤務地:東京

 業種:IT・通信・インターネット・広告・メデイア

 雇用形態:正社員

 年収:450万〜500万

 その他:完全週休二日制、年間休日120日以上

     ※みなし残業が設定されている求人は除外しました

最初はフレックスタイム制の求人で絞っていましたが数か極端に少なくなるので断念しました、、、

最優先したのは平均残業時間が少ないことです。

 

基本給にみなし残業分が含まれている求人が結構多かった印象です。転職エージェントに聞いてみたところ「最近は結構多いですよ」とのこと。みなし残業が設定されている会社のほとんどが、みなし残業設定時間を超過して残業した場合はその分をプラスで支給するところがほとんどでした。

 

みなし残業があっても時期によってはほとんど残業しない月もありますよ、、という言葉は信じることができなかったです、、

なんせ自分が会計事務所で担当している法人で、みなし残業を導入している会社の現状を見ているからです!笑

まぁ自分が見てきた会社がたまたまそうなっているだけかもしれませんが、やはり実際自分が働くことを想像した場合、残業代もらって1ヶ月ほとんど定時で帰っていると、誰かしら絶対文句行ってくる奴が出てくるイメージしか湧かなかったものですから、、

 

書類選考等の通過率

 

 応募数:9件

 書類選考通過:4件(44.4%)

 1次面接通過:1件(11.1%)

 最終面接通過:1件(11.1%)

 

転職エージェントによると、最初は20〜30件程度応募するのが平均的だそうです。自分の場合は少しでも妥協点のある求人については応募しなかったので平均よりすくない応募になりました。

結果としては中でも一番行きたかった会社から内定を貰えた時点で活動を終了したので上記のような結果になりました。

 

 

 

1次面接は4件中3件がweb 面接でした。そのおかげで面接のスケジュールが組みやすく、在宅ワーク中に2件の面接をこなした日もありました。

もともと働いていた会計事務所はコロナがなければ在宅ワークなんて実現しなかったでしょうから、自分の場合はコロナのおかげで(語弊がありますが)働きながらの転職がスムーズに進んだという結果になりました。

 

 

自分が希望していた「インターネット業界」はそれほどコロナに影響されている会社は多くなかったのでなおさら有利に働いたなと感じました。

また、経理は管理系専門職のため、実務経験が3年以上あれば30%以上は書類選考通過できるのではないでしょうか。自分は一般事業会社での経理経験はありませんでしたが、税務の知識を評価してもらえたようです。

最後に

結論としては「コロナ禍であっても経理業務の実務経験が2年以上あれば転職は全然できる!」(コロナで大幅に業績悪化している業界を除く)です。

転職を決断する理由、タイミングは千差万別なので上記に当てはまらないこともあるかと思いますが、一つの実例として参考にしていただければ幸いです。